第40回迎える日本最大級の繊維・ファッションOEM/ODM展示会

AFF・大阪 2024 Spring

出展企業のブース番号、出展製品と会場案内図

あす開幕！371社、422ブースで多様な企業、商品そろう
第40回迎えたAFF　2度のパンデミック乗り越え規模拡大

　AFF・大阪2024Springがあす4月9日、マイドームおおさか（大阪市中央区）で開幕します。AFF（アジア・ファッションフェア）は、今回で記念すべき40回目を迎えました。

　今回展には371社が422ブースで参加します。中国を中心にバングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、ベトナムなど東南アジアの企業も出展。会場には東南アジアの出展企業や東南アジアに製造能力を持つ企業を集めたエリアを設けます。そのほかODMに対応できる企業を集めたエリアも設置しました。出展商品はアパレル中心に、服飾雑貨や素材・副資材、ホームテキスタイルなどで幅広いアイテムそろいます。

　AFFの第1回は、前身のCFF（チャイナ・ファッションフェア）として2003年12月に大阪で開かれました。重症急性呼吸器症候群（SARS）の流行による延期を乗り越えての開催で、中国企業76小間の出展に1620人が来場しました。その後、東京でも開催し、春の大阪、秋の東京開催が定着。2012年には大阪5000人超、東京6000人超が来場する規模に成長。2014年には、AFFへと改称し、中国以外への縫製ニーズの高まりを受け、出展者をアジアに広げました。AFFとなり、東京、大阪以外に名古屋や福岡でも開催するなど、日本のOEM・ODMビジネスのプラットフォームとして発展してきました。

　しかし、2020年から新型コロナウイルス感染症の流行により通常通りの開催は中断。出展者の来日が難しい中、サンプルを展示し、オンラインで商談する形としながらも継続した。この間の8回は40回に含めていません。

　ようやく出展者が来日しての開催が実現した昨年は春の大阪、秋の東京に加え、もう1度秋に大阪展を開催。大阪展は2回合わせて660小間の規模で、7700人が来場。東京展は955小間で過去最大規模となり、コロナ禍を経て規模を拡大しています。

生地関連の注目の出展企業（一部）

　アパレル製品の価値に大きな影響を及ぼす生地。今回のAFFには製品の付加価値向上に寄与する生地を扱う企業も多数参加しています。注目の出展企業を紹介します。

独自に絞り染めをアップグレード

蘇州開江紡織品有限公司

ブースNo.3161

企業情報

絞り染め技法をアップグレードし、生産をより安定させ、定量バッチ処理で精密に生産できます。ファッション感度が高く、模倣することが困難です。主にナイロン類の製品に適し、可塑性をより強くし、可変性をより高めることができます。この技法は独自に開発したもので、現在他の工場では生産できないことになっており、その独自性が強みです。

布帛調ニット生地展開

HENGLIANG KNITTING

ブースNo.3117

企業情報

ジーンズからレギンス、ジャンパー、ワイシャツ用などニット生地を展開しています。布帛のようなキメ感、ハリ感を追求し、着心地にもこだわっています。布帛調のニット生地で通気性やストレッチ性が高め、しわ防止機を持たせ、動きやすさと軽さ快適さを実現しました。

アウトドア用生地でプリントやコーティングまで

紹興市魯冉紡織品有限公司

ブースNo.3156

企業情報

ダウンジャケット、ジャケット、登山服などのアウトドウェアに使用される糸、生地の生産に特化してきました。生地染色プリント（デジタルプリント、熱転写プリント、水プリント、ナイロン用の酸性染料プリント）や生地コーティング（PU、PA、難燃、透湿防水、紫外線防止、静電気防止、ダウンプルーフ、PVC被膜、PUカラーフィルム、白塗り、銀塗りなど）も手がけます。生地の複合、キルティング刺繍なども可能です。

多用なリネン織物そろう

呉江市震沢匯源絹紡有限公司

ブースNo.3162

企業情報

2002年に金鷹紡績と、2003に広洋染色整理と戦略協力的なパートナーシップを結びリネンの糸から、生機、生地と一貫したサプライヤーになりました。紡績、織り、染め仕上げ、プリントまですべて厳密に管理。多様なリネン織物をそろえています。レギュラー商品は通年備蓄しておりさらに、定番生機も500点程そろえています。1平方メートルあたり100～400グラムの幅広い商品をお届けします。

染色まで一貫で対応

HANGZHOU SUNCHER TEXTILE TECHNOLOGY CO.,LTD.

ブースNo.3152

企業情報

自社工場にエアジェット織機を300台以上保有し、1日の生産量は10万メートルです。染色部門もあります。主に海外ファッションブランドと取引し、ベストセラー、ZARA、フランスのオルセーなどと協力しています。中国国内ブランドではXiangniao、Peacebird、Semirなどです。主力製品は、ポリエステルとビスコースやウールの混紡生地。染色から、先染め織物、製織の工程を備えています。

デジタルプリントで高い技術

杭州賽順数碼科技有限公司

ブースNo.3030

企業情報

風光明媚な杭州良渚文化村の良渚大学科学技術園内に位置し、1999年からデジタル印刷機と印刷前製版設備の研究、製造、販売に従事してきました。20数年の研究を重ね、すでに印刷前製版とデジタル印刷機で国際的にも高い技術を有しています。高精度ポジショニング印刷システム、テープ付きデジタルプリント機、平板式デジタル印紙機、継ぎ目のないデジタルプリント機、熱転写デジタルプリント機、ブルーライト(UV)レーザー網製造機などを導入済みです。

オーダーメイドの織物開発が得意

蘇州蘇沛瑞紡織科技有限公司

ブースNo.3032

企業情報

工場には230センチメートル幅の電子マルチアームジェット織機が100台以上あります。主力製品はストレッチ生地（T400、T8、スパンデックス生地）、形状記憶生地などで、オーダーメイドの織物開発を得意としています。20年以上の経験と実績を持ち、優れた専門性とビジネス能力を備えたチームを組織してきました。LULULEMON、GA OPERATION、BARBOUR、COSTCOなど多数の国際的に有名なブランドと長期的な協力関係を築いています。

ヘンプでエコのニーズに応える

威海漢泰大麻繊維科技有限公司

ブースNo.3031

企業情報

ヘンプ（大麻）をメインに、他繊維との混紡糸などを手がけています。例えば、オーガニックコットン、再生綿、再生ポリエステル、ナイロン、シルク、ヤクなどとの混紡です。織布工場とニット工場、縫製工場があり、ニット、織物、糸、製品染色用のハイエンド設備と布地用のデジタルプリント設備を導入しています。ヘンプ使いのエコロジカルなテキスタイルで、アパレル業界の高いニーズを満たしていきます。

高品質な高級獣毛の糸そろう

上海輝歌紡織品有限公司

ブースNo.3131

企業情報

高級獣毛のアルパカ、ヤク、カシミヤ、カメルなどの特殊な糸のシリーズに特化して展開しています。紡績工場と染色工場を有し、糸の品質は国内外でトップクラスです。強力な生産能力と革新的な開発能力で市場の変化に迅速に対応できます。国内外のラグジュアリーブランドに迅速な開発、デザイン、製造を提供します。また、WS/RMS/RAS/GRS/OCSなどの複数の認証を取得済みです。

中高級織物の研究開発から一貫で

Heja Group Textile Co.,Ltd.

ブースNo.3160

企業情報

2008年に設立された安徽紅巾織造廠を前身とし、中高級織物の研究開発、生産、販売、サービスを一貫で手がける企業です。ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ストライプ、ジャカード、プリント、ストレッチなどの高級な織物や裏地を取り扱っています。協力関係にある主な顧客は、Marisfrolg、AUM、EP、Mizuno、Nautica、Lululemon、MAX&CO、GAP、DKNY、CBI、DANIEL HECHTER、オーストラリアのARGグループです。

今年の展示会計画

AFF・大阪2024春

会期：2024年4月9日（火）～11日（木）
会場：マイドームおおさか

AFF・東京2024夏

会期：2024年6月5日（水）～7日（金）
会場：東京Big Sight 南1〜2号舘

AFF・東京2024秋

会期：2024年11月27日（水）～29日（金）
会場：東京Big Sight 東4〜6号舘

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